アスルクラロ沼津のチーフトレーナーとして活躍する、卒業生を取材しました

 現在、サッカーJ3 アスルクラロ沼津でチーフトレーナーとして活躍している卒業生、田中覚さん(H18年度
第48期)を取材してきました。
 田中さんが在学中に日本スポーツ協会から公認を得てアスレティックトレーナーコースが開設。
 鍼灸マッサージ科と併行して学び、見事アスレティックトレーナー資格に合格しました。もちろん、あん摩
マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格も取得しています。そんな田中さんにトレーナーとしての仕事
を伺ってきました。



Q.アスレティックトレーナー(AT)を目指そうと思ったきっかけはなんですか?
A. 最初はトレーナーには興味がなかったんです。東海医療学園にはトレーナーをしている先生も多く、そのうち
にスポーツ分野に興味を持つようになりました。自分が在学中にATコースが出来たのも大きいですね。

Q. アスルクラロ沼津に入ったきっかけは?
A. 鍼灸マッサージ師としての仕事をしながら高校等の部活でトレーナーとして活動していました。トレーナ活動
を通じて、Jリーグのジュニアユースチームに帯同しました。その時に、現・アスルクラロ沼津の吉田監督に出会
い、その後、声をかけて頂いたのがきっかけです。

Q.現在の仕事内容やチームでのサポート体制は?
A.私の主な仕事は選手のケアやコンディションの管理です。現在はドクター8人、トレーナー2人でサポートして
いますが、スタッフ間の連携は上手くいっていると思いますね。

Q,トレーナーとして大変なことは?
A.アスルクラロ沼津に入る前は高校の部活を中心にトレーナー活動をしていましたが、やはりプロチームの選手は
意識も知識も違うのでテーピングひとつにしても緊張しながら行なっています。簡単なケガのように見えても選手
生命にかかわってしまうケースもありますから。
 入団したばかりの頃は、やはりそんなプロとアマチュアのギャップに苦労しましたが、時間が経つにつれてすぐ
に埋まりました。現在も高校の部活でトレーナーをしていますが、かなりプラスになっています。逆に、高校での
トレーナー活動がアスルクラロ沼津でもかなり役立っています。

Q.これからトレーナーを目指す人へのアドバイスをお願いします。
A. 学生時代はがむしゃらに知識・技術の習得に専念しました。当たり前ですが、知識と技術を身につけておくこと
は基本。あとはコミュニケーションの力ですね。結構人見知りをする選手が多いので、こちらから声をかけてあげ
ることも大切です。
 東海医療学園でのATコースでは高校での現場実習があったので、コミュニケーションの技術な
どはそこで培ったものも多いです。あとは、あん摩マッサージ指圧師の資格を持っているトレーナーは比較的少な
いので、鍼灸師とあん摩マッサージ指圧師の有資格者の需要は多くなってくると思います。
 
田中さん、シーズン中のお忙しい中有難うございました。
最後に田中さんのある日のスケジュールを紹介します。毎日同じではないのでご注意下さいね。

時 間 活 動 内 容
7:00  クラブハウス到着。荷物等準備
7:15  スタッフミーティング
7:30  選手へのケア。練習前の選手へのコンディション等の確認
9:00  練習開始。トレーニング指導、リハビリなど
10:30  全体練習終了。自主トレのサポート、ケア、ストレッチ、現場の片づけなど
11:00  希望する選手へマッサージや鍼施術など
13:00  終了 データまとめ、日報、選手コンディションの報告
14:30  昼食、休憩、移動
16:00  高校サッカー部帯同 リハビリ・トレーニング指導
19:00  終了。スタッフミーティングなど
19:30  帰宅